聴こえの検査やめまいの検査など、お困りの症状の原因をみつけ適切な治療を行うため、様々な検査を行っています。
聴力検査室やレントゲン室は開放感のあるガラスの扉になっています。
チンパノメトリー
耳栓をして鼓膜に圧をかけ、耳管の動きをみる検査です。少し圧迫感はありますが、痛みはほとんどありません。小さなお子様でも検査することができるので、滲出性中耳炎などを早期に発見することができます。
聴力検査
防音室でヘッドホンを装着し、聴こえてくる音に対してボタンを押す検査です。
耳から音を聞く「気導聴力」と、耳の後ろから音を聞く「骨導聴力」を確認します。
当院の聴力検査室は二重のガラス扉で外の様子が見えるため、狭いところが苦手な方でもリラックスして検査を受けることができます。
また、緊張しているお子様も室外にいる保護者の顔が見えることで、安心して検査することができます
語音聴力検査
言葉の聞き取り検査です。
防音室でヘッドホンから流れてくる様々な音量の語音を聞き取り、用紙に記入(または復唱)してその正答率を確認します。
補聴器周波数特性測定装置
鼻出血のラジオ波サージドロン
鼻出血時に使用する高周波ラジオ波メスで、出血点を焼灼して止血します。電気メスに比べて少ない出力で熱を集中させることができ、炭化組織を少なく抑え(組織へのダメージを少なくし)創傷治癒を助けます。
OAEスクリーナー
耳栓をして音(メロディ)を流し、内耳の反応を判定します。ボタンを押す必要がないので、新生児から検査することができます。
赤外線CCD
赤外線カメラを内蔵したゴーグルを装着し、めまい時の眼振がないかを確認します。めまい症状が強く、直立姿勢が難しい時などに用います。
フレンツェル眼鏡
特殊なゴーグルを装着し、頭を上下左右に振った後に眼振がないか確認します。めまい症状が強く、直立姿勢が難しい時などに用います。
重心動揺計
めまいの原因が耳・脳のどちらからきているのか、どの程度症状が残っているかを調べる検査です。検査台の上で開眼および閉眼の状態で各1分直立姿勢を保ち、重心の動きを分析します。