有名なのがおたふく風邪で、両耳下腺や両顎下腺とも腫れることもあります。 40℃を超える高熱や全身倦怠感が強く、安静と鎮痛解熱剤服用などの対症療法のみとなります。また、おたふく風邪ウイルスによる合併症として、ほとんどは片方の耳ですが完全に聴力を失うことも稀にあります。残念ながら、事前に予測することもできず、また失った聴力を回復させることも現代の医学では不可能というのが現状です。子供に見られる現象ですが、<片方のみの場合は>学習に大きく影響することはほとんどないので、残った健常な耳を大事に扱うようご両親にアドバイスをしています。